445. 保育園見学

昨日・今日と保育園の見学に行ってきました。

市役所に申し込みの際には第3希望まで書けるので、
毎日の送り迎えに支障のない距離にある保育園3ヵ所に見学を申し込みました。

市役所に話を聞きに行った際のかんじでは待機児童になる可能性が否めませんが、
何はともあれ見ておかないことには始まりません。

昨日・今日行ったのは民間（私立）保育園で、7月に公立保育園も見学に行きます。

昨日行った保育園は、イメージ通り先生がとても若くて、
ほぼ全員が20代というかんじでしたが、今日行った保育園は年齢層が高めで、
案内・説明をしてくださった先生に関しては、
息子と同い年のお孫さんがいらっしゃるとのこと。（！）
行ってみないとわからないもんです。

どちらの保育園も、園にいる間は布パンツ／布おむつで過ごすとのこと。
トイレトレーニングをしていただけるとのことで、目からウロコの利点でした。

また、調理室があって、管理栄養士さんがいて、
毎日健康的で美味しい給食が食べられる点も安心できます。
時にはおやつも手作りなんだとか。

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数日前に入園したばかりだという0歳の赤ちゃんが、それはそれは泣いていて、
その姿が自分の息子と重なり、入園してしばらくは、私が仕事に行っている間、
息子もこんな風に泣くのだろうと思うと胸が痛みました。

かと思えば、隣の1歳児クラスで、
先生が読む絵本に釘付けの子供たちの姿がとても微笑ましくて。
先生が絵本を取り替えに行けば、全員ぞろぞろとくっついて行くその様子が
更に微笑ましくて。

2歳・3歳ともなると、できることもぐんと増えて、
「もうこんなことも？！」と驚きました。

更に4歳・5歳はもうすっかり“おにいちゃん／おねえちゃん”というかんじで、
『赤ちゃん可愛い～』と息子の足をムニムニ握ってみたり、ほっぺをツンツンしてみたり、
『ママのお腹にも赤ちゃんがいるねん』と話しかけてくれたり。

どちらの園でも、0歳～5歳まで全てのクラスを見せていただき、
今はまだ想像もつかないけれど、息子もこんな風に元気に遊びまわるようになるんだなと
色々と考えさせられるものがありました。

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息子を保育園に預けることには、正直なところ戸惑いが拭いきれません。

私が勤める会社は育児休職は最長2年まで取得可能です。
さすがに2年は休めないので、1年で申請していて、もし待機児童になった場合には
育児休職を延長させていただくつもりです。

育児休職があること、1年という長い期間休むことも許してもらえる環境は、
とても恵まれているのだと思います。

とはいえ、割り切れないでいるのは、やはり自分の覚悟の問題です。

昔から、理想は専業主婦でした。
今でも、辞められるものなら仕事はすぐにでも辞めたいです。
そんなに器用ではない自分の性格を、人に頼ることが下手で、
1人で抱え込んで無理をしてしまう自分の性格をよくわかっているからです。

私の母も、パートではありましたが、物心ついた頃からずっと働き続けていました。
そして家事もきっちりこなす人でした。

しかし、手抜きができないその“きっちり”な性格が災いし、
気持ち的にも時間的にも余裕が生まれず、
怒られない日はなかったといっても過言ではないぐらい、
何でもないことで日々怒られました。
（両親共に）口から出てくる仕事の話といえば、愚痴と文句のみでした。
父と母の夫婦喧嘩はほぼ毎日のことでした。

私の中の“働く母親像”は、いいイメージではないのです。
いわゆる反面教師で、「あんな風になってはいけない」「なりたくない」と思うからこそ、
自分自身も“働く母親”になるにあたり、足踏みしてしまうのです。
そういう風に育てられた私にも、
そういう風になってしまう要素があるのではと思うからです。

ただ、そうやって意識しているからこそ抑え込めている部分もあるにはあって、
プツンと切れてしまわないように、いかに張りを保つかが自分の課題です。

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息子には、私とずっと一緒にいればこそ育まれるものがあるのも事実で、
保育園に通えばこそ育まれるものがあるのも事実です。
どちらが良いとか悪いとかいう問題ではありません。

息子の中で、働く私を、働く母親を肯定してもらえるような、
そんな自分でいなければと思います。

後ろへ後ろへと進んでいってしまい、私の布団の下に潜り込んだ状態で遊ぶ息子。


保育園に預けると、
こういった可愛い仕草やおもしろい仕草の瞬間、“初めて”の瞬間に
立ち会えることが減ってしまうのが寂しいです。