1週間前の9月8日から、息子が1人で登校するようになりました。
とはいえ、家から1人で出かけていくわけではなくて、家を出て数十秒のところにある信号まで私が付き添って、そこから1人です。
小学校までは徒歩数分。
信号は1つだけですが、スクランブル交差点なので、駅へ向かう暴走自転車があちこちからやって来ます。
事の発端は、来月誕生日を迎える息子に、誕生日を機に付き添いの距離を縮める提案をしたことでした。
息子は心の準備がしっかりめに必要な性格であるため、かなり前もっての提案でした。
あわせて、いきなり1人でというのは絶対に無理なので、段階を追って1人で行く距離を延ばしていってもらおうという思いでした。
ところが、少しだけモジモジしてからあっさり『いいよ』と返ってきた上に、『明日からもう1人で行きたい』と言い出したもんで、逆に私が焦り出す始末。
それで、信号のところまでは引き続き付き添いを続けることにしました。
初めての日は緊張感でいっぱいでした。(私が。)
息子の小さな背中を見送る私の心の中には、何とも言えないものが渦巻きました。
嬉しいような寂しいような。
1週間経った今も、まだ少し緊張が続いています。(母ちゃんは心配性。)
校門まで一緒に行っていた時はそのまま会社へ向かっていましたが、今は、息子を見送ってから家に戻り、お化粧の途中で一旦出ているため、眉毛を描いて、それから洗いものをして駅(会社)へ向かいます。
そのうち、眉毛を描くのを忘れてそのまま出勤してしまいそうです。