記憶が正しければ、10年ほど使ったであろう無印の木製の汁椀。
このたび卒業の時を迎え、念願の新しい汁椀をお迎えしました。
新たに仲間入りしたのは、国産の天然木をくり抜いて作られたお椀で、原木の仕入、木取りから仕上加工まで、全ての作業を職人さんが行っているとのことで、1つのお椀が完成するまで、約3ヶ月かかるんだとか。
息子はこれまで子ども用=メラミン食器(茶碗、汁椀)を使っていましたが、
これを機に大人と同じものを使うことになりました。(ちなみに、息子、めっちゃ嬉しそうでした。)
ということで、お別れの前に、長年お世話になった子ども用食器をパチリ。
絵柄も薄くなったり剥げていたり。時の流れと共に息子の成長を感じます。
話は戻り、新しいお椀はけやき、さくら、かえで、なら、くりの5種類の素材から選ぶことができました。私が選んだのは欅(けやき)です。栗と迷って、欅と栗の混合にしようかとも思ったのですが、欅で統一しました。
丸みを帯びたフォルムには可愛さと温かみがあり、手触りはとても滑らか。木目が美しく、惚れ惚れします。
世界各国にたくさんの素晴らしい職人さんがいらっしゃいますが、日本の職人さんの手仕事の素晴らしさを、改めて実感させてくれる逸品です。
新しいお椀でいただくお味噌汁は、味もグレードアップしたような。(それは気のせい。)
これから、永く大切に使っていきたいと思います。