9月の映画鑑賞記録の続きです。
※画像は全てお借りしています。
11. ブルー きみは大丈夫
【STORY】「フリー・ガイ」「デッドプール」のライアン・レイノルズと
「クワイエット・プレイス」のジョン・クラシンスキー監督がタッグを組み、
子どもにしか見えない不思議な存在と孤独な少女の交流を描いたファンタジードラマ。
母親を亡くし心に深い傷を抱える少女ビーは、謎の大きなもふもふの生き物ブルーに出会う。
ブルーと彼の仲間たちは、かつて想像力豊かな子どもによって生み出された“空想の友だち”だったが、
子どもが大人になって彼らを忘れるとその存在が消滅する運命にあった。
もうすぐ消えてしまうというブルーを救うため、
大人だけどブルーのことが見える隣人の助けを借りながら、
ブルーの新たなパートナーを見つけるべく奔走するビーだったが…。
テレビドラマ「ウォーキング・デッド」シリーズのケイリー・フレミングが少女ビー、
レイノルズがビーを助ける隣人を演じ、スティーブ・カレルがブルーの声を担当。
さらにマット・デイモン、エミリー・ブラント、サム・ロックウェル、ブラッドリー・クーパー、
ジョージ・クルーニーら豪華キャストが声の出演。
日本語吹き替え版ではアイドルグループ「Kis-My-Ft2」の宮田俊哉がブルーの声、
「そして、バトンは渡された」の稲垣来泉がビーの声をそれぞれ担当する。
(映画.comより)
心の浄化。
12. ガラスの城の約束
【STORY】「ルーム」でアカデミー主演女優賞を受賞し、
「キャプテン・マーベル」でマーベルヒーロー映画の主演も務めるブリー・ラーソンが、
自身の出世作ともいえる「ショート・ターム」のダスティン・ダニエル・クレットン監督と
再タッグを組んだヒューマンドラマ。
ニューヨークで自立して暮らす主人公の女性が、
関係を絶っていたホームレスの父親との再会をきっかけに、
本当の幸せをつかむための人生を再び歩み始める姿を描いた。
人気コラムニストのジャネットは、恋人との婚約も決まり、順風満帆な日々を送っていたが、
ある日、ホームレスになっていた父親のレックスと再会する。
かつて家族のために「ガラスの城」を建てるという夢をもっていた父レックスは、
仕事がうまくいかなくなり、次第に酒の量が増え、家で暴れるようになっていった。
高校生になったジャネットは大学進学を機にニューヨークへ旅立ち、親との関係を絶とうとしたが…。
(映画.comより)
これが実話と言うから驚くばかり。
観ているだけでもすンごいストレスを感じましたから。
一方で、温かく優しい思い出がこんなにも力になり得るのだということを思い知らされたりもして。
振り返って心が温かくなるような(親との)思い出・・・ない。笑
13. ソウルメイト
【STORY】香港のデレク・ツァン監督が手がけた「ソウルメイト 七月と安生」を、
韓国・済州島に舞台を移して新たに映画化。
幼い頃からの無二の親友だった2人の少女のすれ違いや絆を、切なくも温かく描いた友情の物語。
絵を勉強しながら世界中を旅したいという夢を抱く自由人のミソ。
そんな彼女に憧れを抱きながらも堅実に生きることを願うハウン。
性格も価値観も真逆な2人の幼なじみは、楽しい時もさみしい時もずっと一緒だった。
そんな日々がずっと続くと思われたが、ある出会いをきっかけに2人の関係は急激に変化していく。
互いのことを思い合いながらもすれ違い、やがて疎遠になって16年が過ぎたある日、
ハウンはミソにある秘密を残し、こつ然と姿を消してしまう。
ミソ役は大ヒットドラマ「梨泰院クラス」や映画「The Witch 魔女」で知られるキム・ダミ、
ハウン役はドラマ「ボーイフレンド」のチョン・ソニ。
2人の関係に深く関わることになる青年ジヌを
「力の強い女 カン・ナムスン」などのドラマで活躍するピョン・ウソクが演じた。
(映画.comより)
「大切」という言葉の意味と重みが、深く心に刺さりました。
14. ミツバチと私
【STORY】自分の性自認に迷う子どもの葛藤と、寄り添う家族の姿をつづったスペイン発のヒューマンドラマ。
夏のバカンスでフランスからスペインにやって来た家族。
8歳のアイトールは自分の性自認が分からず、違和感と居心地の悪さを抱えて心を閉ざしている。
母はそんなアイトールを愛しながらも、向き合い方に悩んでいた。
ある日、叔母が営む養蜂場でミツバチの生態を知ったアイトールは、
ハチや自然とのふれあいを通して心をほどき、ありのままで生きていきたいという思いを強めていく。
オーディションで選ばれた新人ソフィア・オテロが主人公アイトールを繊細かつ自然に演じ、
2023年・第73回ベルリン国際映画祭にて史上最年少となる8歳で最優秀主演俳優賞(銀熊賞)を受賞。
スペインの新鋭エスティバリス・ウレソラ・ソラグレンが長編初監督・脚本を手がけた。
(映画.comより)
「なぜ自分のことがわからないの?」と悩み悲しむ姿に胸が痛みましたが、
わずか8歳で、わからないということがちゃんとわかっているのがえらい!
おばちゃん、そう思いました。
アイトールを演じたソフィア・オテロちゃんは女の子とのことですが、
そのもンンンのすごい可愛さには目を奪われるばかりでした。
15. ジャンルだけロマンス
【STORY】
スランプに陥っている元ベストセラー作家を中心に、
彼を取り巻く人々の複雑な恋愛事情を描いた群像ラブコメディ。
7年もの間、まったく執筆ができていない元ベストセラー作家のヒョンは、
離婚した元妻に振り回され、後輩作家にはどんどんと追い抜かれていき、
親友の出版社代表からは新作を書かなければ違約金を払えと迫られ、まさに崖っぷちにいた。
その上、失恋のせいで情緒不安定な息子は、隣家の売れない女優の人妻と遊びほうけている。
心配ごとがつきないヒョンの前に、作家を目指しているという男子学生のユ・ジンが現れ、
突然、愛の告白をしてくる。
最初はその告白を拒絶したヒョンだったが、ユ・ジンの書いた小説に才能を感じ、
新作を書き上げるため仕方なくユ・ジンと共同執筆をすることになるが…。
主演は「エクストリーム・ジョブ」「7番房の奇跡」など幅広いジャンルで活躍するリュ・スンリョン。
共演に「マイ・ディア・ミスター 私のおじさん」のオ・ナラ、
「声 姿なき犯罪者」のキム・ヒウォンら。
「ポイントブランク 標的にされた男」でリュ・スンリョンとも共演した
俳優のチョ・ウンジがメガホンをとり、長編初監督を務めた。
(映画.comより)
さすがは元劇団四季なだけあって、
喧嘩シーンでのオ・ナラさんの発声の効いた怒声が最高でした。
16. 貴公子
【STORY】「THE WITCH 魔女」シリーズのパク・フンジョン監督が、
巨額の遺産を巡って繰り広げられる攻防戦を予測不能な展開で描いた韓国ノワールアクション。
フィリピンで暮らす貧しい青年マルコは、病気の母のため、地下格闘で日銭を稼いでいた。
ある日、マルコはこれまで一度も会ったことのない韓国人の父が自分を捜していると聞き、
韓国へ向けて旅立つ。
マルコは飛行機の機内で、自らを「友達(チング)」と呼ぶ怪しい男「貴公子」と出会う。
美しい顔立ちで不気味に笑う貴公子に恐怖を感じて逃げ出すマルコだったが、
執拗に追われ徐々に追い詰められていく。
ドラマ「海街チャチャチャ」でブレイクしたキム・ソンホが映画初出演にして主演を務め、
魅惑的かつユーモラスな貴公子を熱演。
ドラマ「こんにちは?私だよ!」のカン・テジュがマルコを演じ、
「君だけが知らない」のキム・ガンウ、ドラマ「ヘチ 王座への道」や
映画「蒼き狼 地果て海尽きるまで」のコ・アラが共演。
(映画.comより)
ベビーフェイスの男前が執拗に追い詰める様が狂気に満ちていて、でも時々おマヌケで。
こういうの、好き。笑
17. あんのこと
【STORY】「SR サイタマノラッパー」「AI崩壊」の入江悠が監督・脚本を手がけ、
ある少女の人生をつづった2020年6月の新聞記事に着想を得て撮りあげた人間ドラマ。
売春や麻薬の常習犯である21歳の香川杏は、ホステスの母親と足の悪い祖母と3人で暮らしている。
子どもの頃から酔った母親に殴られて育った彼女は、小学4年生から不登校となり、
12歳の時に母親の紹介で初めて体を売った。
人情味あふれる刑事・多々羅との出会いをきっかけに更生の道を歩み出した杏は、
多々羅や彼の友人であるジャーナリスト・桐野の助けを借りながら、新たな仕事や住まいを探し始める。
しかし突然のコロナ禍によって3人はすれ違い、それぞれが孤独と不安に直面していく。
「少女は卒業しない」の河合優実が杏役で主演を務め、
杏を救おうとする型破りな刑事・多々羅を佐藤二朗、
正義感と友情に揺れるジャーナリスト・桐野を稲垣吾郎が演じた。
(映画.comより)
日本のドラマを全く観ていないため、河合優実さんのご活躍を存じ上げなかったのですが、
最近、サントリー「クラフトボス」のCMで「なんてったってアイドル」を歌う姿を度々拝見して、
何だかとても印象的で、アマプラで早くも見放題配信になっていたのもあって(劇場公開は2024年6月7日)、
「あんのこと」を観てみようと思いました。
これが現実に起こったことだとは信じたくないほど、厳しく苦しく辛く悲しい現実がそこにはあって、
目を背けたくなるほどでした。
子を産み、育てるということがどういうことであるのか、親子の在り方、
生きていくということ、などなど、色々色々色々考えさせられました。
18. パリタクシー
【STORY】終活に向かうマダムを乗せたタクシー運転手が、
彼女の人生をめぐるパリ横断の旅に巻き込まれていく姿を描いたヒューマンドラマ。
無愛想なタクシー運転手シャルルは、金も休みもなく免停寸前で、人生最大の危機に陥っていた。
そんな折、彼は92歳の女性マドレーヌをパリの反対側まで送ることに。
終活に向かうというマドレーヌは、シャルルに次々と寄り道を依頼する。
彼女が人生を過ごしたパリの街には多くの秘密が隠されており、寄り道をするたびに、
マドレーヌの意外な過去が明らかになる。
そしてそのドライブは、いつしか2人の人生を大きく動かしていく。
「ミックマック」のダニー・ブーンがタクシー運転手シャルル、
フランスの国民的シャンソン歌手リーヌ・ルノーがマドレーヌを演じた。
監督・脚本は「戦場のアリア」のクリスチャン・カリオン。
(映画.comより)
強く逞しく生き抜いたマドレーヌの人生に心打たれ、気づけばポロポロと涙がこぼれていました。
マドレーヌにとってもシャルルにとっても意味のある出会いで、
こんな素晴らしい出会いに恵まれたなら、「人生、捨てたもんじゃない」と思うことができそうです。
19. おひとりさま族
【STORY】カード会社のコールセンターに勤めるジナ(コン・スンヨン)は、
どんなクレームにも沈着冷静に対応できる優秀な職員だが、公私ともに孤高の生き方を貫いている。
同僚との会話はなく、昼食も一人、帰宅しても一人。
外出時はスマートフォンでひたすら動画を見続け、外界を遮断し、己の領域を守ることを怠らない。
母の死後、唯一の肉親となった父親とも疎遠だ。
ところが研修生スジン(チョン・ダウン)の教育係を任された彼女は、
指導どころか対話もおぼつかない。
さらに、アパートの隣人が人知れず孤独死していたことが分かり、ジナの生活は揺らぎ始める…。
(Amazonより)
一人「が」いいのか、一人「でも」いいのか、同じ「一人」でも、様々なケースがありますね。
一人は寂しいと思う反面、一人の時間も大いに必要だったり。
会社員時代、社食でお昼を摂っていましたが、私は一人で食べるのが平気なタイプでした。
もちろん、時には誰かと食べることもありましたが。
社会人になって、いつしか一人行動もできるようになっていって、
それで楽になった部分も多々ありました。と、そんなことを思い返しつつ。
20. 梟 ーフクロウー
【STORY】17世紀・朝鮮王朝時代の記録物「仁祖実録」に記された“怪奇の死”にまつわる謎を題材に、
盲目の目撃者が謎めいた死の真相を暴くため奔走する姿を予測不可能な展開で緊張感たっぷりに描き、
韓国で大ヒットを記録したサスペンススリラー。
盲目の天才鍼医ギョンスは、病の弟を救うため、誰にも言えない秘密を抱えながら宮廷で働いている。
ある夜、ギョンスは王の子の死を“目撃”してしまったことで、おぞましい真実に直面する事態に。
追われる身となった彼は、朝日が昇るまでという限られた時間のなか、謎を暴くため闇を駆けるが…。
「毒戦 BELIEVER」のリュ・ジュンヨルが主人公ギョンスを演じ、
「コンフィデンシャル」シリーズのユ・ヘジンが共演。
2023年・第59回大鐘賞映画祭で新人監督賞・脚本賞・編集賞、
第44回青龍映画賞で新人監督賞・撮影照明賞・編集賞を受賞するなど、
同年の韓国国内映画賞で最多受賞を記録した。
(映画.comより)
権力というのは、正しく使えない人が握ってしまうとおかしなことになりますね、今も昔も。
今月は、色々と考えてしまう、考えさせられる、そんな作品も多かったように思います。
それもまた、映画の醍醐味。
秋の夜長に映画はいかがですか?
と言いたいところですが、長引きすぎた酷暑により、秋は一瞬で終わってしまいそうです。

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