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2096. 映画鑑賞記録(2025年9月①)

映画は生活必需品。

9月の映画鑑賞記録です。
画像は全てお借りしています。


1. ANORA アノーラ
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【STORY】
「タンジェリン」「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」「レッド・ロケット」などで
高い評価を受けてきたショーン・ベイカー監督が手がけた人間賛歌の物語。
ニューヨークを舞台に、若きストリップダンサーのアノーラが、
自らの幸せを勝ち取ろうと全力で奮闘する等身大の生きざまを描いた。
2024年・第77回カンヌ国際映画祭でパルムドールを、第97回アカデミー賞では作品賞や監督賞、
主演女優賞など5部門を受賞した。

ニューヨークでストリップダンサーをしながら暮らすロシア系アメリカ人のアニーことアノーラは、
職場のクラブでロシア人の御曹司イヴァンと出会い、彼がロシアに帰るまでの7日間、
1万5000ドルの報酬で「契約彼女」になる。
パーティにショッピングにと贅沢三昧の日々を過ごした2人は、
休暇の締めくくりにラスベガスの教会で衝動的に結婚する。
幸せ絶頂の2人だったが、ロシアにいるイヴァンの両親は、
息子が娼婦と結婚したとの噂を聞いて猛反発し、結婚を阻止すべく、
屈強な男たちを2人のもとへ送り込んでくる。
ほどなくして、イヴァンの両親もロシアから到着するが……。

身分違いの恋という古典的なシンデレラストーリーを、現代風にリアルに映し出す。
タイトルロールのアノーラ(通称アニー)を演じるのは、
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」や「スクリーム」に出演してきた
新星マイキー・マディソン。
アノーラに夢中になるお調子者のロシア新興財閥の息子イヴァン役に、
ロシアの若手俳優マーク・エイデルシュテイン。
第97回アカデミー賞では計6部門にノミネートされ、作品、監督、主演女優、脚本、
編集の5部門を受賞した。
(映画.comより)

あほぼんのお戯れ。
アノーラ、強し。


2. 愛のタリオ
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【STORY】
「私の頭の中の消しゴム」「グッド・バッド・ウィアード」のチョン・ウソンが愛欲に溺れ、
破滅へと向かっていく男を演じたサスペンス。

不祥事に巻き込まれ、ソウルの大学から片田舎へやってきた教授ハッキュは、
そこで出会った少女ドクとの激しい愛に溺れていく。
やがてソウルに戻ることになったハッキュは、ドクに手切れ金を渡して関係を終わらせるが、
同じ頃、うつ病だった妻は娘の前で自殺してしまう。
8年後、ハッキュは作家となり名声を得ていたが、高校生になった娘チョンは、
母親の自殺はハッキュのせいだと憎しみを抱いていた。

やがて視力を失う病気にかかってしまったハッキュの前に、セジョンという女性が現れ、
目の見えないハッキュは、セジョンがかつてのドクだということに気付かず、彼女に依存していく。
そんな2人を見て、チョンは嫉妬心を募らせていく。
(映画.comより)

ほんの少しの誠実さを掻き消す、ありとあらゆる不誠実さ。


3. ファング一家の奇想天外な秘密
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【STORY】
「モンスター上司」などの俳優ジェイソン・ベイトマンがメガホンをとり、
ニコール・キッドマンと姉弟役で共演したオフビートなファミリードラマ。

前衛芸術家の両親を持つ姉弟アニーとバクスターは、
街で奇妙なパフォーマンスを演じては人々を驚かせる両親のことが理解できないまま大人になった。
現在、アニーは女優、バクスターは作家として自立した生活を送っていたが、
バクスターの入院をきっかけに、家族4人が久々に再会を果たすことに。
ところが、両親が殺人犯に誘拐されたことがわかり…。
個性派俳優クリストファー・ウォーケンが父親役を存在感たっぷりに演じた。
(映画.comより)

色んな毒親がいるもんだ。


4. ポトフ 美食家と料理人
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【STORY】
「青いパパイヤの香り」「ノルウェイの森」などの名匠トラン・アン・ユン監督が、
料理への情熱で結ばれた美食家と料理人の愛と人生を描き、
2023年・第76回カンヌ国際映画祭で最優秀監督賞を受賞したヒューマンドラマ。

19世紀末、フランスの片田舎。
「食」を追求し芸術にまで高めた美食家ドダンと、
彼が閃いたメニューを完璧に再現する天才料理人ウージェニーの評判はヨーロッパ各国に広まっていた。
ある日、ユーラシア皇太子から晩餐会に招かれたドダンは、
ただ豪華なだけの退屈な料理にうんざりする。
食の真髄を示すべく、最もシンプルな料理・ポトフで皇太子をもてなすことを決めるドダンだったが、
そんな矢先、ウージェニーが倒れてしまう。
ドダンはすべて自分の手でつくる渾身の料理で、愛するウージェニーを元気づけようとするが…。

「イングリッシュ・ペイシェント」のジュリエット・ビノシュが料理人ウージェニー、
「ピアニスト」のブノワ・マジメルが美食家ドダンを演じた。
ミシュラン3つ星シェフのピエール・ガニェールが料理監修を手がけ、シェフ役で劇中にも登場。
(映画.comより)

お料理をテーマとした作品は、ストーリーも心温まる素晴らしいものとなっていて、
すなわちハズレがないというのが私の持論なのですが、本作もしかりでした。
お料理をテーマとした他の作品と比べて、調理シーンの尺が長めであったのが印象的で、
その工程も、出来上がった料理も美しく、ワクワクと食欲が掻き立てられました。
器やカトラリーに至るまで、テーブルコーディネートも隅々まで美しかったです。


5. セプテンバー5
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【STORY】
1972年のミュンヘンオリンピックで起きたパレスチナ武装組織によるイスラエル選手団の
人質テロ事件の顛末を、事件を生中継したテレビクルーたちの視点から映画化したサスペンスドラマ。
「HELL」のティム・フェールバウムが監督・脚本を手がけ、報道の自由、事件当事者の人権、
報道がもたらす結果の責任など現代社会にも通じる問題提起を盛り込みながら緊迫感たっぷりに描く。

1972年9月5日。
ミュンヘンオリンピックの選手村で、
パレスチナ武装組織「黒い九月」がイスラエル選手団を人質に立てこもる事件が発生した。
そのテレビ中継を担ったのは、ニュース番組とは無縁であるスポーツ番組の放送クルーたちだった。
エスカレートするテロリストの要求、錯綜する情報、機能しない現地警察。
全世界が固唾を飲んで事件の行方を見守るなか、テロリストが定めた交渉期限は刻一刻と近づき、
中継チームは極限状況で選択を迫られる。

出演は「ニュースの天才」のピーター・サースガード、「パスト ライブス 再会」のジョン・マガロ、
「ありふれた教室」のレオニー・ベネシュ。
第82回ゴールデングローブ賞の作品賞(ドラマ部門)ノミネート、
第97回アカデミー賞の脚本賞ノミネート。
(映画.comより)

そのスタジオの片隅に自分が実際に立っているかのような臨場感。


6. 降りしきる雪
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【STORY】
静かな町に引っ越してきたミンシク。
彼は転校先の学校でイェジュと出会う。
彼女は父親が起こしたある事件を理由に同級生からいじめを受けていた。
当初はいじめに加担してしまうミンシクだったが、
やがてイェジュに手を差し伸べて、お互いの心の支えになっていく。
ところがある問題が二人の前に待ち構えていたのだった―。
(Amazonより)

この問題に立ち向かうには、2人はまだ幼すぎたと言わざるを得ないのですが、
それにしても切ない。


7. エミリア・ペレス
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【STORY】
「ディーパンの闘い」「君と歩く世界」「預言者」などで
フランスを代表する名匠として知られるジャック・オーディアールが手がけ、
2024年・第77回カンヌ国際映画祭で審査員賞と、4人の俳優が女優賞を受賞した作品。
メキシコの麻薬カルテルのボスが過去を捨て
性別適合手術を受けて女性として新たな人生を歩みはじめたことから起こる出来事を、
クライム、コメディ、ミュージカルなどさまざまなジャンルを交えて描いた。

メキシコシティの弁護士リタは、麻薬カルテルのボスであるマニタスから
「女性としての新たな人生を用意してほしい」という極秘の依頼を受ける。
リタは完璧な計画を立て、
マニタスが性別適合手術を受けるにあたって生じるさまざまな問題をクリアし、
マニタスは無事に過去を捨てて姿を消すことに成功する。
それから数年後、イギリスで新たな人生を歩んでいたリタの前に、
エミリア・ペレスという女性として生きるマニタスが現れる。
それをきっかけに、彼女たちの人生が再び動き出す。

カンヌ国際映画祭ではアドリアーナ・パス、ゾーイ・サルダナ、カルラ・ソフィア・ガスコン、
セレーナ・ゴメスの4人が女優賞を受賞。
特にエミリア・ペレス/マニタス役を演じたカルラ・ソフィア・ガスコンは、
カンヌ国際映画祭において初めてトランスジェンダー俳優として女優賞を受賞した。
第97回アカデミー賞でも作品賞や国際長編映画賞をはじめ、
非英語作品としては史上最多となる12部門13ノミネートを果たし、
助演女優賞(ゾーイ・サルダナ)と主題歌賞の2部門を受賞した。
カルラ・ソフィア・ガスコンもトランスジェンダー俳優として初の主演女優賞ノミネートとなった。
(映画.comより)

トランスジェンダー俳優であるカルラ・ソフィア・ガスコンさんには、
長年連れ添った奥さまと娘さんがいらっしゃるそうです。(!!)
本作においては実生活と『エミリア・ペレス』の世界がリンクしている部分がありますが、
今後はどのような作品で活躍されるのか、興味深いところであります。


8. サブスタンス
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【STORY】
バイオレンス映画「REVENGE リベンジ」などを手がけてきた
フランスの女性監督コラリー・ファルジャが、「ゴースト ニューヨークの幻」などで
1990年代にスター女優として活躍したデミ・ムーアを主演に迎え、
若さと美しさに執着した元人気女優の姿を描いた異色のホラーエンタテインメント。

50歳の誕生日を迎えた元人気女優のエリザベスは、
容姿の衰えによって仕事が減っていくことを気に病み、若さと美しさと完璧な自分が得られるという、
「サブスタンス」という違法薬品に手を出すことに。
薬品を注射するやいなやエリザベスの背が破け、「スー」という若い自分が現れる。
若さと美貌に加え、これまでのエリザベスの経験を持つスーは、
いわばエリザベスの上位互換とも言える存在で、たちまちスターダムを駆け上がっていく。
エリザベスとスーには、
「1週間ごとに入れ替わらなければならない」という絶対的なルールがあったが、
スーが次第にルールを破りはじめ…。

2024年・第77回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で脚本賞を受賞。
第75回アカデミー賞では作品賞のほか計5部門にノミネートされ、
メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞。
エリザベス役を怪演したデミ・ムーアは
キャリア初となるゴールデングローブ賞の主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)
ノミネート&受賞を果たし、アカデミー賞でも主演女優賞にノミネートされた。
共演は「哀れなるものたち」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」などの
話題作で活躍するマーガレット・クアリー。
(映画.comより)

デミ・ムーアさんのリアルとリンクする部分がありすぎるからこそ、
よくぞこのオファーをお受けになったものだと、彼女の覚悟と本気を見た気がしました。
画面はセンス溢れる色鮮やかさで、カメラワークもオシャレ。
でも、特に後半はがっつりホラーで、こりゃスゴい!これ大好き!でした。


9. MaXXXine マキシーン
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【STORY】
タイ・ウェスト監督&ミア・ゴス主演によるスリラー映画「X エックス」「Pearl パール」に続く
シリーズ第3作。
実在の連続殺人鬼ナイト・ストーカーの恐怖に包まれた1985年のハリウッドを舞台に、
「X エックス」で描かれたテキサスでの猟奇殺人事件から生還した女優志望のマキシーンが、
邪魔する者たちに立ち向かいながらハリウッドの頂点を目指す姿を描く。

テキサスで起きた凄惨な殺人事件の現場から、マキシーンがただひとり生き残ってから6年が過ぎた。
ポルノ女優として人気を獲得した彼女は、新作ホラー映画の主演の座をつかみ
ハリウッドスターへの夢を実現させようとしていた。
その頃ハリウッドでは連続殺人鬼ナイト・ストーカーの凶行が連日ニュースで報道されており、
マキシーンの周囲でも次々と女優仲間が殺されていく。
やがてマキシーンの前に、6年前の事件を知る何者かが近づき…。

ミア・ゴスが引き続きマキシーンを演じ、彼女を主演に抜てきする映画監督役でエリザベス・デビッキ、
スクリームクイーンとして人気を博す女優役でリリー・コリンズ、
6年前の事件を知る私立探偵役でケビン・ベーコンが共演。
(映画.comより)

3部作のラスト、待ってました。
ちょい役のキャスト陣が豪華すぎてびっくり仰天。
リリー・コリンズさんの姿を見た時は、見間違いかと自分の目を疑いましたが、
本当にリリー・コリンズさんでした。


10. ミマン
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【STORY】
異なる季節と時間軸のソウルの街を舞台に、
3組の男女の移り変わる運命と人生の節目をとらえた3編からなる会話劇
開発が進み変わりゆくソウルの街を、男女が肩を並べて散歩したり、時にはドライブしたりしながら、
自分の身に起きたことや仕事での出来事、家族のこと、結婚や恋についてなど、
日常的でありふれた会話を繰り広げる。
そんな3組の姿を通し、街と同様に日々ゆるやかに変化していくことや、
決して変わることのないものを映しだす。

タイトルの「ミマン」という言葉には複数の意味があり、
本作では「迷妄=道理に暗く、要領を得ずに戸惑うこと」「未亡=忘れようとしても忘れられない」
「弥望=遠く広く眺める」という3つの意味をテーマに描く。

監督は、本作が長編デビューとなるキム・テヤン。
2023年・第24回東京フィルメックスのコンペティション部門にて学生審査員賞を受賞。
(映画.comより)

えーっと、うーんと・・・。
ごめんなさい!笑


②へ続きます。


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by maco_103 | 2025-09-29 07:00 | 映画 | Comments(0)

あれこれ。もしくはいろいろ。愛すべき日常の記録。


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