2109. メッセージ ＊田中達也展 みたてのくみたて in 京都 ⑨＊
2025年 10月 12日
「みたてのくみたて in 京都」最終回です。
サバンナで行われている観光客向けサファリツアーをイメージした作品です。
人間の都合で動物たちが生きる場所を区切られたり保護されたりというのは、 動物や地球環境にとって果たして良いことなのかどうか。 田中氏がそういった疑問を持たれたことから、 皮肉を込めて、人工物であるプラスチックのヘアブラシを草木に見立てたそうです。
＋ 楽しさマックスマスク ＋
パソコンのキーをキャンバスに見立てている作品です。
手作業で描かれた絵が、完成するとキーボード（デジタルツール）の一部になってしまう。 そのことに意味を持たせたこの作品には、画像生成AIなどが進歩する昨今において、 田中氏が感じる何とも言えない空気というものが表現されているそうです。
＋ プロポーズの切り札 ＋
トランプから切り抜いたハートを紅葉に見立てた作品です。
赤という色には、流される血や炎のイメージもあるものの、温かさや愛情の色でもあるはずで、 同じ赤ならハートを選びたいという願いが込められているそうです。
＋ うまいハワイ ＋
ロコモコとフラがモチーフの作品です。
「太陽が昇り、沈んで1日が終わることは、世界中どこでも変わらない」
というメッセージが込められているそうです。
＋ クリーンな環境？ ＋
マスクを用いた作品は他にもあるようなのですが、
海外（特に欧米圏）では、コロナ禍以前はマスクを使う習慣がなかったため、
コロナ禍を機に、マスクを使った作品への反応がガラリと変わったそうです。
＋ ボタンひとつで絵が完成 ＋
可愛かったりおもしろかったりするだけでなく、様々なメッセージが込められた作品たち。
「みたてのくみたて」という名の通り、
田中達也氏が、頭の中でどうやって見立てのアイデアを探して組み立てているのか、
そのことを垣間見ることが出来た、盛りだくさんな展覧会でした。
またいつか、直にその世界を拝見できる日を楽しみにしています。
Date：2025.9.16
Location：田中達也展 みたてのくみたて in 京都
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at 2025-10-12 22:03
こんにちは。
心からたのしませていただきました、ありがとうございました。
少し前に日本橋高島屋で開催されていたのを見損なってしまったので、
こうして、近距離（？）でじっくりしっかり拝見出来たことが、ほんとうにとても嬉しいです。
田中氏は、一つ一つの作品のお見立てが面白いだけでなく、
その中にメッセージも含まれているというところが、
単なる”面白い”だけのものではない見応えに、つながっていると思いました。
心からたのしませていただきました、ありがとうございました。
少し前に日本橋高島屋で開催されていたのを見損なってしまったので、
こうして、近距離（？）でじっくりしっかり拝見出来たことが、ほんとうにとても嬉しいです。
田中氏は、一つ一つの作品のお見立てが面白いだけでなく、
その中にメッセージも含まれているというところが、
単なる”面白い”だけのものではない見応えに、つながっていると思いました。
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> oomimi_usakoさま
コメントありがとうございます。
お楽しみいただけたとのこと、嬉しく思います。
たくさん写真を撮った甲斐がありました。笑
田中氏が作品に込めたメッセージには、時折ハッとさせられるものがありますね。
きっと、お人柄も素晴らしいに違いない。
そんな風に思わずにはいられませんでした。
コメントありがとうございます。
お楽しみいただけたとのこと、嬉しく思います。
たくさん写真を撮った甲斐がありました。笑
田中氏が作品に込めたメッセージには、時折ハッとさせられるものがありますね。
きっと、お人柄も素晴らしいに違いない。
そんな風に思わずにはいられませんでした。
by maco_103
| 2025-10-12 07:00
| お出かけ
|
Comments(2)
